心身を鍛錬によって制御し、精神を統一する古い健康法としてのヨガは世界で人気になっている。そして、最近では、目を覆って行うヨガが流行している。このヨガの提唱者の一人であるオーストラリアのヨガインストラクター・エイミー・ブースさんは、オーストラリア・ブリスベで開催される「左脳、右脳、中間の全て」と題するイベントで、ヨガ教室を開く予定だ。新華社が報じた。
ブースさんは、「目を閉じでヨガをすると、他の人の視線が目に入らず、ポーズがおかしくて笑われるのではないかと心配する必要がない。そうすることで、自信を高め、いろんなポーズを試す勇気が出る」と説明する。このヨガでは、インストラクターも受講者も黒いタオルで目を覆うため、お互いが見えることはない。米ニューヨークのヨガインストラクターもこの方法を取り入れており、「普通のヨガの場合、受講者は呼吸に注意を向けたかと思うと、他の人のポーズや部屋の中の飾りに気をそらせたりする。目を覆っておくと、心を集中させることができる」と語る。
「人民網日本語版」2016年2月1日