春節(旧正月、今年は2月8日)にオンラインお年玉合戦を繰り広げることはすでにネット上での年越しにおける新しい風習となっている。今年の旧暦の大晦日(2月7日)の晩には、1億人を超える人々が支付宝(アリペイ)を通じて春晩のお年玉を争奪、合計8億元(約138億円)の現金を分け合った。微信(WeChat)も申年の春節期間中(旧暦の大晦日2月7日から12日まで)のお年玉データを公表し、春節のお年玉配布、受け取り回数は321億回を超えており、昨年の未年の春節5日間の32億7千万回と比較すると10倍近く増加した。
微信(WeChat)はこのほど、申年の春節期間中(旧暦の大晦日2月7日から12日まで)のお年玉データを公表し、春節のお年玉配布、受け取り回数は321億回を超えており、昨年の未年の春節5日間の32億7千万回と比較すると10倍近く増加した。そのうち、北京における微信のオンラインお年玉の配布回数は2億5千万回を超え、全国トップとなっている。
●キーワード
【收发红包次数】お年玉配布、受け取り回数
【微信红包】微信のオンラインお年玉
ここ数年、オンラインお年玉はあっという間に春節の「標準装備」となりつつある。この新年の風習は友人間のやり取りをさらに楽しいものにしている。おじいさんおばあさんといった「シルバー族」も今年は少なからずこの流行にのり、お年玉争奪戦に参戦している。今年の春節でも、天地を覆わんばかりのお年玉攻勢に、お年寄りたちも参戦。彼らは微信や支付宝でのチャットによるやりとりを通じて、子供たちとの新たなやり取りの方法を発見し、同時にオンライン消費と資産運用の便利さを感じたことだろう。
●キーワード
【标配】標準装備
【银发族】シルバー族
【网上消费】オンライン消費
【理财】資産運用
「人民網日本語版」2016年2月16日