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日本の有名建築家・隈研吾氏が上海で新たな作品手がける

人民網日本語版 2016年02月16日14:46

隈研吾氏

上海の南橋新城の南部地区に初の文化商業総合施設となる「伝悦坊」が2018年にお目見えすることになった。この総合施設の建築プロジェクトを落札したのは国際的にも有名な日本人建築家の隈研吾氏。中国国内でも有名な三里屯SOHOや2020年の東京オリンピックのメイン会場となる新国立競技場も彼の作品だ。新華網が伝えた。

「伝悦坊」は上海報業集団の文化産業プラットフォームとして、書店や子供向けレジャー教育施設、映画館、劇場、文化クリエイティブ企業のオフィスをその特色とし、文化、商業、消費を有機的に一体化させた総合施設を作り上げるという。

建築専門家によれば、隈研吾氏は今回のデザインコンセプトとして、伝統と現代、文化と自然、商業と景観等を多元的に融合させることを重視し、オフィス、教育、ショッピング、グルメ、レジャー等全面的な機能をカバーするだけでなく、芸術的な手法を用いて「生態有機、健康動感(生態の有機性、健康のダイナミズム)」という空間理念を打ち立てているという。デザイン画には変化に富んだ街並みと入り乱れた店舗が描かれ、気ままに景観を楽しめるだけでなく、空中廊下や通路で異なる業態エリアと繋がっている。

隈研吾氏は日本でも有名な建築家で、彼の建築デザインは古典と現代のデザインを一体化させており、昨年には2020年の東京オリンピックのメイン会場となる新国立競技場のプロジェクトも落札している。(編集TG)

「人民網日本語版」2016年2月16日

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