日本の東京世田谷区にある「精誠堂鍼灸治療院」の院長である賀偉さんは東京でも有名な鍼灸師である。彼の父の賀普仁さんは中国の「国医大師」であり「賀氏鍼灸三通法」で北京でも有名だ。賀偉さんは幼い頃からそれらに触れ、87年には北京中医学院を卒業、日本から多くの学生が中国に訪れ鍼灸を学ぶのを目にして、日本に赴き祖国の医学を伝承したいという思いを抱き始めたという。89年には予防医学の研修と学習のために訪日。日本では鍼灸師の職業資格は厳格に管理されているため、鍼灸専門の学校で学び、国家試験に合格しなければならない。そこで、早稲田医療専門学校で3年間学び、鍼灸師の資格を得た。2001年に自身の診療所を開くと、毫針、火針、お灸、抜罐(カッピング)、放血(瀉血)等各種の治療方法を用いて、多くの患者を治療したり痛みを解消しており、非常に高い評判を得ている。日本の雑誌「鍼灸」にも賀氏を特別に取り上げた記事が掲載されている。新華網が伝えた。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年2月25日