山西省汾陽市の文峰塔の傾斜度合が3月9日、参照物との対比により明らかになった。同市の文物観光局の幹部王江氏によると、「最新の測量調査を実施した結果、『中国最高の古いレンガ塔』と称される文峰塔は東方向に1メートル82センチ傾斜していることが明らかになったことで、現在、中国国家文物局は緊急補強プロジェクトの着手を決めた」という。明時代の末期から清時代の初期に建設された同市の文峰塔は13階立てで、84メートル93センチという塔の高さは中国古代のレンガ作りの塔として一番の高さだ。2006年5月25日、この文峰塔は国務院認定の全国重要文化財保護機関に加わり、中国各地の「文峰」塔の中における優れた代表的なものである。中国新聞網が伝えた。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年3月10日