世界的に有名なファーストフードチェーンのマクドナルドが、浙江省杭州市にある蒋経国旧居内に近く正式に開業することが多くの市民やネットユーザーの間で話題になっている。11月17日、記者がその店舗に行ってみると、旧居の外には写真撮影する市民や旅行客、また噂を聞きつけてやってきた見物人が次々と訪れていたほか、多くの市民が正面玄関を長く閉ざしていた蒋経国旧居に興味津々といった様子で、敷地内に次々と入り観察していた。敷地内には幾つかのテラス用のテーブルとパラソルが並べられ、傍らには蒋経国の生い立ちの紹介が掲げられていた。この店舗の建築様式は、中華民国時代のスタイルが取り入れられている以外は基本的にその他のチェーン店と変わりなく、2階建ての店舗となっている。2階には湖を望む席がすでにびっしり並べられており、もともと本館と別館をつないでいた渡り廊下は封鎖されていた。歴史的人物の旧居へのマクドナルド開店について、人々は賛否両論の反応を示している。
浙江麦当労(マクドナルド)公司の担当責任者である周さんは記者の取材に対し、マクドナルドは正式営業前までに、文物保護法の関連規定に従い旧居の内装工事を行っており、関連する文物保護部門も現場を確認していると話した。(編集TG)
「人民網日本語版」2015年11月19日