中国最先端の4500トン級海洋総合科学調査船「向陽紅03号」が3月26日、廈門(アモイ)で国家海洋調査船隊に引渡され、就役した。同船は国家深海・大洋基礎科学研究およびハイテク研究の海上移動実験室・試験プラットフォームを提供する。中国新聞網が伝えた。
同船の全長は99.6メートル、型幅は17.8メートル、型深さは8.9メートル、設計上の喫水は5.6メートル、航続距離は1万5000カイリ、航続日数は60日、定員は80人。同船は高精度かつ長期間の、動力環境・地質環境・生態環境・大気環境を含む総合海洋環境の観測・探査、サンプリング、現場分析の能力を持つ。同船は航行海域の制限を受けない、多学科・多機能・多技術を一体化させた、遠洋航行・作業能力を持つ現代化海洋総合科学調査船だ。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年3月28日