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中国大洋科学調査第40回調査第1航行段階、3つの成果を手にする

人民網日本語版 2016年02月05日08:26

国家海洋局が発表した情報によると、大洋科学調査船「向陽紅10号」は45日間の航行と海上作業を経て、このほどモーリシャスのポートルイスに到着し、初航行を順調に終えた。光明日報が伝えた。

今回の航行の首席科学者である陶春輝氏によると、中国大洋科学調査第40回調査第1航行段階は、2015年12月16日に海南省三亜市を出発し、今年1月に南西インド洋の海域で作業を開始し、26日に同航行段階の作業と任務を終えた。作業期間は18日で、次の3つの成果が得られた。

・中国が独自に開発した4500メートル級深海無人資源探査システム(AUV)「潜竜2号」の海上試験が成功。

・科学調査隊は竜旂熱水区から7.2キロ離れた位置で、新たな硫化物エリアを発見し、硫化物の「煙突」を収集した。

・向陽紅10号が初航行に成功した。船長の徐志凱氏は、「官民が建造した初の遠洋科学調査船である向陽紅10号は、今回が初の大洋科学観測となった。航行距離は7373カイリに達した」と話した。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年2月5日

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