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広西のおくりびと、死者の旅立ちを見届け24年

人民網日本語版 2016年03月30日15:23

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先祖を祭る中国の伝統的な祭日「清明節」(今年は4月4日)を控えた3月29日、広西チワン族自治区柳州市葬儀所の火葬場では曹雲興さん(47)が火葬師として忙しく仕事にあたっているところだ。彼は毎朝8時から引き取った遺体を順番にチェックし、遺体を炉の中に入れ、火葬の温度調節を行ない、遺骨と遺灰の確認をしてから引き渡す。これを午後1~2時まで何度も繰り返す。2010年から曹さんは少なくとも1万体の遺体を火葬してきたが、1度もミスをしたことがない。葬儀業に就いて24年の曹さんは、「死者を人生の終着駅へ見送るという仕事なので、必ず誰かが行わなければいけない。ミスを犯してはいけないという心理的プレッシャーも暑い夏の高温の火葬炉も全て受け入れられるが、仕事においての最大の妨げは人々の理解が得られないことだ」と話す。正月や祝祭日にも彼は親密な間柄でない限り、集まりに参加しない。葬儀業に対して理解を深め、偏見を少しでもなくしてほしいと彼は望んでいる。中国新聞網が伝えた。(編集JK)

「人民網日本語版」2016年3月30日

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