解説

インターネット+

「概説」

第12期全国人民代表大会（全人代）第3回会議が2015年3月5日に行われ、李克強総理が政府活動報告の中で初めて「インターネット+」行動計画に言及し、モバイルインターネット、クラウドコンピューティング、ビッグデータ、モノのインターネットなどと現代製造業との結合を推進し、電子商取引、産業インターネット、インターネット金融の健全な発展を促進し、インターネット企業による国際市場の開拓を導くとした。「インターネット+」の概念が初めて提起されたのは2012年のことで、2007年に出現した「インターネット化」の概念が進化したものだ。インターネットと様々な伝統的産業（医療、教育、観光、交通、生活サービス）の、業界の垣根を超えた深いレベルでの融合を意味し、例えば「インターネット＋通信」とは、微信（WeChat）やQQなどのインスタントメッセンジャーを、「インターネット＋小売り」とはタオバオや京東などの電子商取引を表す。

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