2015年末から強いエルニーニョ現象の影響を受け、澜滄江—メコン川流域の各国は程度の違いはあるが、いずれも干ばつに陥った。このところ干ばつの状況がより一層厳しくなり、沿岸各国の国民生活に影響を来している。ベトナム側の要請と流域諸国の懸念に配慮し、中国政府は困難を克服し可能な限り最大限の努力を行なうことを決定し、3月15日から4月10日にかけて中国側にある雲南省景洪水力発電所によるメコン川下流への水の補給を実施したたことで、ラオス、ミャンマー、タイ、カンボジア、ベトナムなどの国の干ばつが緩和する見込みだ。このほど、この補給水はすでにベトナムに到達した。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年4月6日