新華網の空撮写真が18日、ネットユーザーの間で話題を呼んでいる。「武陵山の美しすぎる古い村落をドローンで空撮」にハートの形をした天坑(ドリーネ、すり鉢型の窪地)の写真が投稿されており、ネットユーザーは「大地の心」という美しい名で呼び始めた。新華網が伝えた。
ネットユーザーから「大地の心」と称されている天坑は重慶市武陵県のカルスト観光エリアの天坑集落景勝地だ。直径1000メートル以上、深さ100メートル以上に達するこの天坑は典型的なカルスト地形を呈しており、現存する中で世界最大の円形の天坑だ。
「大地の心」の底部には現在でもなお13世帯のトゥチヤ族が住んでおり、村民は代々この底部にある6ヘクタール余りの土地を耕し、古くから伝わるトゥチヤ族の民間風習の多くを現在に至るまで残している。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年5月20日