このほど行われた2016年第1回中国農業用ドローンイノベーションフォーラムで発表された情報によると、中国の農業用ドローンの保有台数は昨年12月時点で2324台に、作業面積は延べ1152万8000ムーに達した。人民網が伝えた。
科学技術の発展と進歩に伴い、農業用ドローン、モノのインターネット、モバイルネットワークなどの情報技術およびスマート農業用設備を中心とするスマート農業が、中国の農業生産で普及しつつある。
中国農業部(省)全国農業技術普及サービスセンター農薬・機械処の郭永旺副処長は、「中国の農業有害生物の年間発生面積は延べ70億ムー以上に、対策面積は延べ86億ムーに達する。うち9割以上の対策が、農薬によって実施されている。ドローンはこの面で、大きな力を発揮する」と指摘した。
農業用ドローンは、2010年より中国で流行し始めた。中国のドローン研究開発・生産企業は昨年12月時点で400社以上に達し、うち農業用ドローンの生産企業は100社以上。農業用ドローンの保有台数は2324台、作業面積は延べ1152万8000ムーに達している。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年4月5日