中国科学院・生物物理研究所の柳振峰チーム、章新政チーム、常文瑞・李梅チームは長年の取り組みと協力を経て、単一粒子凍結電子顕微鏡を使い、世界で初めて高等植物(ホウレンソウ)の「PSII-LHCII超複合体」タンパク質複合体の三次元構造を解析した。この研究成果は世界トップクラスの学術誌「ネイチャー」(最新号)に掲載された。新華網が伝えた。
同研究所のサンプル作成実験室内で20日、柳氏、李氏、章氏(左から右)がタンパク質超複合体のサンプルを手に記念撮影をした。このタンパク質超複合体に含まれる葉緑素が大半の赤外線と紫外線を吸収し緑光を吸収しないため、実験室内の照明をすべて緑色の光源にすることでサンプルを保護している。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年5月23日