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広西の女性医師、死後に5人の患者に臓器を提供

人民網日本語版 2016年05月23日15:02
広西の女性医師、死後に5人の患者に臓器を提供

広西チワン族自治区河池市第三人民病院の内科医だった陳素貞さん(享年51)は、20年近くのキャリアを持ち、無数の患者を救ってきた。だが、慢性化していた高血圧のために脳出血を発症、惜しくもこの世を去った。だが彼女は、自分に残されたあらゆる力を尽くし、さらに他人の命を救ったのだ。中国中央テレビ(CCTV)ニュースアプリが伝えた。

今年51歳の陳さんは、長い間高血圧の症状を呈していた。2010年6月1日未明に脳出血を発症した。検査の後、自分の病状がかなり悪化していることを知った。2014年9月、彼女は家族に対し、自分が死んだ後は他人に臓器を移植するよう希望、人の命を救いたいと申し出た。

2016年5月6日、陳さんは再度病に見舞われた。解放軍第181病院の医師は、脳死であると診断した。同月18日夜、河池市赤十字会職員の立ち合いのもと、陳さんの家族は、本人の希望により、臓器移植申請書にサインし、肝臓1対、腎臓1個、角膜1対を提供することした。そして、これらの臓器は中国人体器官分配・共有システムを通じて5人の患者に移植され、陳さんの命は別な形を取って続くこととなった。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年5月23日

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