国家工商行政管理総局は7月8日、正式に「インターネット広告管理暫定規定」(以下、「暫定規定」とする)を発表し、商品やサービスをセールスする有料の検索広告もインターネットの広告に該当すると明確に規定している。「暫定規定」は2016年9月1日より施行される予定だ。
「暫定規定」はインターネット広告の概念に関して説明しており、インターネット広告とはインターネット、ホームページ、インターネットアプリケーション等のインターネットメディアを通じて、文書、画像、音声、動画あるいはその他の形式で、直接あるいは間接的に商品やサービスをセールスする商業広告を指すとしている。またこれには商品やサービスのセールスを目的としたリンクを含む文書、画像、動画等の形式の広告や電子メール広告、有料の検索広告、商業的な展示による広告及びその他インターネットメディアを通じた商業広告等が含まれる。
●キーワード
【互联网广告】インターネット広告
【付费搜索广告】有料の検索広告
「暫定規定」第6条には医薬品のインターネット広告に対して明確な規定を設けており、医療、薬品、特殊な医学用途を目的とした配合食品、医療機器、農薬、動物用医薬品、健康食品の広告等に対し、法律、行政法規が規定する広告審査機関が審査する特殊商品やサービスの広告は、審査に合格しなければ、広告掲載が認められないとしている。
●キーワード
【特殊医学用途配方食品】特殊な医学用途を目的とした配合食品
【医疗器械】医療機器
【保健食品】健康食品
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