マリ・ガオで現地時間5月31日午後8時50分頃、国連平和維持活動(PKO)の中国部隊がテロに遭い、隊員1人が死亡し、重傷1人を含む4人が負傷した。
マリで国連PKOの中国人隊員が襲撃されたことを受けて、外交部(外務省)の華春瑩報道官が1日「これは国連PKO要員を標的としたテロ、重大な犯罪であり、容認できない。中国側は強く非難する。われわれはマリ政府と国連に対して、今回のテロについて直ちに調査を行ない、犯人を法の裁きにかけるとともに、中国側の善後処置に緊密に協力するよう求める」と述べた。
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【强烈谴责】強く非難する
【绳之以法】法の裁きにかける
【善后工作】善後処置
中国は90年代にPKOに初めて参加して以来、現在までに要員17人が死亡している。中国は現在、安保理常任理事国の中でPKO要員を最も多く派遣している。また、PKO経費分担率は今後3年間10.2%で世界第2位となる。アフリカには最も多くのPKO要員が派遣されており、マリには40数カ国のPKO要員計1万人以上がいる。
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【安理会常任理事国】安保理常任理事国
【担负维和经费比例】PKO経費分担率