• 中国共产党成立95周年纪念
2016年7月12日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>カルチャー

「ネット有名人」になった故宮、クリエイティブグッズの年間売上は10億元

人民網日本語版 2016年07月12日09:53

「但だ願はくは人長久に、千里VRを共にせんことを」この画像は実はGIFアニメで作られており、絵の中の妃はVR技術を使い皇帝と会って、指を合わせて挨拶している。紫禁城の奥深くで暮らす妃がVRグラスを使い、気高いはずの皇帝がゲームの主役に。「朕はこのような男なり」はネットで流行するタイプのフレーズと言えるだろう。600年間威厳を保ち続ける故宮は近年親しみやすくなっているが、そのきっかけはなんだろうか?雰囲気が一変した故宮は文化・クリエイティブグッズにより年間10億元(1元は約15.13円)の売上で富を築いたほか、開放的で革新的な姿勢は人々の称賛を集めている。北京晨報が伝えた。

VRグラスを装着した後宮で暮らす妃

中国IT大手のテンセントと故宮博物院提携のニュースが6日、SNSで注目を集めた。雍正帝と三千もの後宮の美女たちがWeChatを楽しむキャプチャ画像や落ち物系ゲームにハマる宮女、VRグラスを使いバーチャルの皇帝と会うことで恋の苦しみを解消する妃などがネットユーザーの心を掴んだ。

これらはまたも故宮とIT企業がみせた密接な協力と言えるだろう。故宮博物院の単霽翔院長は「人々は近年、故宮博物院のモデルチェンジを実感しているだろう。故宮の収蔵品は7年の月日をかけて整理され、一部故宮内を占拠していた機関なども、次々と外に移設された。しかし観光客の数は毎年延べ100万人のペースで増加し続けている。そのため故宮はインターネットとの協力を決意し、3年前にテンセントとともにデジタル故宮コミュニティの計画をスタートした」と説明した。

北京故宮文物保護基金会の創始者で理事、テンセント会長でCEOの馬化騰氏は「故宮そのものが、世界クラスのスーパーIPだ。特に近年は大きな変化を見せ、斬新的なアイディアを次々とうち出している。各種のクリエイティブグッズの開発やモバイルインターネットの力により、故宮はすでに急速に新しい世代の若いファンを獲得しつつある」と述べた。


【1】【2】

関連記事

コメント

最新コメント