津波で水没した場所に公園を作り、ひょうたんを栽培。津波後に枯れてしまった木々。今ではその根元から新しい植物が育つ。揚水ポンプ(後方の建築物)。震災後海岸沿いの土地は、海抜が40センチも沈んだため、海水が流れ込まないように、ポンプを作り、雨水を海へ流している。相馬市の草履。相馬市の海岸はかつては日本有数のリゾート地だった。現在は、より多くの観光客を呼びもどすために、観光施設の再建に尽力している。相馬神社。日本では別名「彼岸花」とも呼ばれる曼珠沙華(マンジュシャゲ)。取材時はちょうどこの花の満開時期。日本では亡くなった人は「彼岸」へ行くと言われており、これらの赤々と咲く花々に一体どれほどの人々の悲しみが込められているのだろうか。
東日本大震災の発生からすでに5年以上が経っているが、日本の東北地方では、いまだ被災後の生活の再建や産業復興などの難題に直面したままだ。東北の人々が、より健康的に暮らし、被災地復興への自信を高めてもらうため、日本の環境省は、青森県八戸市の蕪島から福島県相馬市松川浦までをつなぐ、総距離 700kmにも及ぶロングトレイル「みちのく潮風トレイル」の開通へ向けた準備を着々と進めている。国際在線が伝えた。(編集TK)
「人民網日本語版」2016年10月9日
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