2011年の東日本大震災から5年が経過したが、災害により未曾有の人命と財産が失われたにもかかわらず、5年がたった今、大地震と津波の記憶はどれくらい残っているだろうか?
国民の気のゆるみを憂慮し、日本政府はこのほど津波の怖さを伝えるシミュレーション動画を公開することで、国民に対して災害に備えるよう注意を促した。
約1分間の動画では日本の有名観光景勝地である鎌倉が津波に飲み込まれる恐ろしい場面や5階建てのビルほどの高さの津波が神社や数千世帯にも上る家屋をゆっくりと飲み込む様子や鳴り響く警笛が描かれている。幸いなことに実際の風景とバーチャルな海水を組み合わせ製作された災害対策動画だ。
このシミュレーションビデオは津波の恐怖を忘れないよう警告することを目的とし、動画を見た人々が津波発生時の避難経路を事前に決めておくよう注意を促すために製作された。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年4月12日