2016年10月9日  
 

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希少な血液型の献血にタイまで駆けつけた南京の女性ガイド、表彰される

人民網日本語版 2016年10月09日14:57

楊莉さん(左)とタイの観光・スポーツ省のゴープガーン大臣

楊莉さんは南京文華国際旅行有限会社のガイドだ。先月22日、彼女はタイ・プーケットのツアーガイドの仕事を終わらせ、南京へと引き返した。23日早朝、彼女は同業者が微信(WeChat)のモーメンツ上に投稿する緊急救助要請を偶然見つけた。中国四川省からプーケットへ来ていた中年女性が、観光中に脊柱を損傷する大怪我を負い、折れた骨が神経を圧迫し、手術のため女性と同じ希少なRhマイナスの血液型を探していた。そしてすぐに手術しないと、歩けなくなってしまう可能性もあるという内容だったのだ。南京日報が伝えた。

楊さんは「私も偶然RhマイナスのAB型だったため、気づいたら考えるより先に、投稿されていた番号へ電話をかけていた」と話す。事態は一刻を争ったため、献血を決めると、23日の夜には、南京禄口国際空港からプーケットへ向かい、翌日午前3時には到着、同日の午後には450ミリリットルの血液の献血を無事終えた。

楊さんによると「手術では1200ミリリットルの血液が必要で、私を含む3名の中国人が献血を申し出た。そのうち一人は河北省唐山市出身の人で、私と同様、深センからプーケットへ駆けつけていた」という。皆の協力のおかげで、この四川の女性観光客は手術に必要な血液を集めることができ、9月28日には無事手術を終えることができたという。


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