第8回全国高校生日本語スピーチコンテストの決勝戦が、このほど北京で開催された。コンテストには全国19省・自治区・直轄市31都市の高校40校から79人の応募があり、予選を通過した20人が決勝に進んだ。人民網が27日に伝えた。
当日は、中日青年交流センターの洪桂梅副センター長、日本のNPO法人エデュケーション ガーディアンシップ グループ(NPO法人E.G.G.)の豊田邦裕理事長、在中国日本大使館の山本恭司公使が出席してあいさつし、出場者にコンテストの大舞台で存分に実力を発揮し、自分を積極的にアピールし、優秀な成績を収めてくださいと激励の言葉を贈った。
今回のコンテストのテーマは「朱鷺(トキ)が巣立つ!」で、出場者は中日友好の使者であるトキをテーマにそれぞれスピーチを行った。激しい戦いの末、上海外国語大学付属外国語学校の袁■(王へんに月)▼(火へんに韋)さんと蘇州市第三中学の鈕弈昊さんが一等賞を受賞するとともに、日本で行われる第22回海外高校生による日本語スピーチコンテストの出場資格を獲得し、中国エリアの代表として7月に世界決勝戦に出場することになった。このほか3人が二等賞、15人が三等賞を受賞した。
このコンテストは中日青年交流センター、在中国日本大使館、NPO法人E.G.G.が共同主催した。主催者側によれば、コンテストのねらいは中国の若い人々が日本でのスピーチに積極的に取り組むことを奨励し、異国との文化交流を促進することにあり、また国際的な人材をより多く育成することも目指しているという。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年5月29日
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