第2回世界スマート大会が16日、天津市で開幕した。企業133社と科学研究機関24団体が出展し、スマート分野の最新の成果を披露している。北京日報が伝えた。
京東の展示ブースでは、点検ロボット「瓦力」がそのずんぐりした体とつぶらな瞳というかわいらしい外観で多くの来場者の注目を集めていた。「瓦力」はその場で360度向きを変えることが可能で、物流倉庫内の狭い空間に適応し、環境観測任務を遂行できる。また同社の無人販売カウンターや京東クラウドシステム、京東金融顔認証システムなども公開された。
一方で、アリババの「スマート試着ミラー」も多くの女性を惹きつけていた。鏡の前に立つと、システムはその人のスタイルを計測し、3D技術で顔の特徴を捉えて表示されるので、パネルをタップすれば気軽に服を試着することができる。これさえあれば、ネット通販利用者は、購入前にその服が自分に似合うかどうか見ることができる。
今回の一大特色は、展示と体験を融合させている点。N5館の1000平方メートルもの広さに設けられた体験エリアでは、来場者はVRヘッドセットとスマートコントローラーを使い、一瞬にしてアフリカの大草原に移動したり、空母や航空機の操縦を体験できる。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年5月17日
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