19日に閉幕した第71回カンヌ国際映画祭で、是枝裕和監督の新作映画「万引き家族」が最高賞のパルム・ドールを獲得した。新華社が報じた。
「万引き家族」は、一見平凡で和やかに楽しそうな生活を送っているように見えるものの、実は万引きで生計を立てている家族が主役。しかし、ある事件をきっかけに家族の隠された秘密が明らかになっていく。同作品は、親の死亡届を出さずに年金を不正に貰い続けていたある家族の実際にあった事件を題材としており、日本社会の問題にスポットが当てられている。
是枝監督はカンヌ国際映画祭の常連客と言え、パルム・ドールを争ってノミネートされたのは今回で5回目。13年に「そして父になる」が審査員賞を受賞している。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年5月21日
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