李克強総理は25日午後、フランスのフィリップ首相と共に人民大会堂で中仏企業家座談会に出席した。座談会には中仏両国の製造業、エネルギー、金融など30社余りのトップが出席し、中仏間の経済・貿易・投資をめぐる問題について話し合った。両首相は企業家代表の発言を聞き、交流した。新華社が伝えた。
李総理は「中仏間には伝統的親善があり、両国企業には長期協力の基礎があり、広大な発展の余地がある。中国は対外開放の扉を大きく開いていく。中国の開放拡大そのものが自由貿易体制の維持・促進のためであり、これは世界各国の企業にも発展のチャンスをもたらす。仏企業がチャンスを捉え、対中協力を一層拡大し、実務協力の成果を一層得るよう目指すことを歓迎する」と述べた。
仏企業が中国側とのハイテク協力を望んでいることに関する質問に、李総理は「中国側はハイテク分野で仏企業の対中協力強化を両手を広げて歓迎する。中国側は知的財産権を厳格に保護する。強制的な技術移転は断じて認めない」と述べた。
人的往来に関する質問には「中国側は改革と開放を積極的に推し進めており、フランスを含む外国の企業家の中国での業務展開に一層の便宜を提供し、外国との人的往来の規模拡大を後押しし、実務協力の推進により良い環境を提供している。本日の座談会は両国企業界の懸念と問題を知り、処理することが目的だ。両国政府は企業の注目する問題に積極的に応え、これを処理するものと信じる。この方法を通じて、われわれの協力が一層スムーズになり、分野が一層拡大することを希望する」と述べた。
フィリップ首相は「フランス側は両国の企業協力のこれまでの成果を喜んでおり、胸襟を開いて問題を話し合い、協力を推進することを支持する。双方の企業は今後新たな協力分野を一層開拓できる。中小企業は新たな協力の主体となることができる。中国側の対仏投資の拡大を歓迎する」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年6月27日
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