李克強総理は現地時間11日午後、タジキスタン共和国ドゥシャンベ市内のホテルで上海協力機構 (SCO)加盟国政府首脳(首相)理事会第17回会議に出席したカザフスタンのサギンタエフ首相と会談した。新華社が伝えた。
李総理は「中国とカザフスタンは誠実で信頼し合う友好的隣国であり、互恵・ウィンウィンの包括的・戦略的パートナーだ。双方は相手国の安定・発展・振興を自国の発展の良いチャンスと見ている。中国側はカザフスタン側と上層部交流の勢いを保ち、『一帯一路』イニシアティブとカザフスタン側の新経済政策『ヌルリ・ジョーリ』を深く連携させ、両国の生産能力協力のデモンストレーション効果を十分に発揮し、既存の協力プロジェクトを着実に推進し、新たな協力分野を開拓し続けたい。双方が通関地の連携を強化し、貿易の規模を拡大し、多角的貿易体制と開放型世界経済を共同で守り、さらに多くの実務協力の成果によって両国民及び地域の人々に幸福をもたらすことを希望する」と表明した。
サギンタエフ首相は「カザフスタンと中国は友好的関係にあり、二国間貿易額は増加し続け、生産能力協力プロジェクトを着実に推進している。カザフスタン側は中国側と発展戦略を深く連携させ、カザフスタンの通関地の改造・高度化を推進し、カザフスタンを通過する貨物量を増やし、農産物輸出を一層拡大し、互恵・ウィンウィンを実現したい」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年10月12日
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