双創(大衆による起業・イノベーション)のアップグレード版を構築する上で、スマート設備や人工知能(AI)、集積回路、新材料などのハードコアテクノロジーの革新は極めて重要だ。北京市はこれに向け、インキュベーターの設置を加速している。中関村管理委員会は昨日午前、27ヶ所の中関村モデルエリアハードコアテクノロジーインキュベーターの設立を許可した。北京日報が伝えた。
中関村ハードコアテクノロジーインキュベーターとは、中関村モデルエリア内に登録された専門技術プラットフォーム・インキュベーターサービス資源によって、関連分野のテクノロジー型創業プロジェクト及び企業に技術の研究開発、概念の論証、中間試験、検査・測定などの関連条件を提供するインキュベーターを指す。これらのインキュベーターは同時に、事務エリア、創業指導、投融資、産業マッチング、メディアPRなどの創業サービスを提供し、プロジェクトの実施、創業企業の成長、関連産業の革新と発展の支持を促進する。先ごろ開かれた全国双創ウイーク北京会場開幕式において、このプラットフォーム27ヶ所のリストが公開された。
カバー範囲を見ると、これらのプラットフォームは海淀、昌平、豊台、亦荘、房山、大興、懐柔などの中関村分園に広く設置される。これらのプラットフォームは大学・研究院(所)、中央企業、市所属国有企業、外資系企業、民間企業などが中心になり建設する。建設の主体も非常に多元的だ。またプラットフォームは主に、次世代情報技術や医薬・健康、スマート設備、AI、集積回路、新材料などのハイテク産業に貢献し、技術の先進性が際立っている。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年10月12日
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