スペイン訪問中の習近平国家主席は現地時間28日にマドリードで、同国の上下両院の主な議員に向けて演説を行った。新華社が伝えた。
習主席は「中国はスペインと上層部交流を保ち、引き続き互いの核心的利益と重大な懸念を理解し合い、支持し合い、二国間関係発展の正しい方向性をしっかりと把握したい。発展理念の交流と戦略の連携を強化し、協力して『一帯一路』を共同建設する必要がある。人的・文化的交流を拡大し、国際問題で意思疎通と協調を緊密化する必要がある。中国スペイン両国の政治的相互信頼の増進、民間交流の促進、国民の友情の深化の面で、スペイン議会は重要な役割を発揮できる。中国側はスペイン上下両院との友好的交流の強化を重視している。議員各位が引き続き中国とスペインの友好事業に身を投じ、両国関係の発展に助力を加えることを希望する」と指摘した。
エスクデロ上院議長はスペイン上下両院を代表して習主席のスペイン国賓訪問を熱烈に歓迎し、「今日、すでに中国はスペインにとって最高レベルのパートナーとなり、スペイン中国関係は歴史上最良の時期に入っている。スペインは中国の改革開放の多大な成果に敬服し、中国が現在国際的に発揮している重要な役割を高く評価している。中国側と二国間の各分野及び世界的な問題における協力を強化し、立法機関交流を深化し、国民の相互理解と友情を増進し、スペイン中国関係のたゆまぬ前向きな発展を後押ししたい」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年11月29日
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