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ロシアの大学入試の外国語選択科目に来年から中国語導入

人民網日本語版 2018年11月29日17:05

ロシア連邦教育・科学省の副大臣はニュース専門局「ロシア・トゥデイ」国際通信社がこのほど開催した円卓会議で、ロシアの高校生数百人が、2019年に初めて、「統一国家試験(EGE)」の外国語選択科目として中国語を受けると明らかにした。ロシアの通信社・スプートニクが報じた。

副大臣によると、2019年に初めてEGEの外国語選択科目で中国語が選べるようになる。同措置の正式実施までに、同省は数年連続でテストを行ってきた。中国語は特殊な言語で、結果を処理する技術が他の言語とは全く異なるため、その過程は決して平坦ではなかったという。ハイクオリティの試験材料を準備するために、同省はかなりの時間をかけてさまざまなテストを行ってきた。

副大臣によると、ロシアの中高生およそ1万7000人が中国語を学んでいる。そのうちの3000人が高校生だ。19年のEGEでは、数百人が選択科目として中国語の試験を受けると見られている。「来年2月には、正確な人数が分かるだろう。私の経験からして、数百人が中国語の試験を受けることになるだろう」と副大臣。

そして、「EGEの中国語の試験の成績を、入試に盛り込む大学が増加するにつれ、中国語の試験を受ける受験生も増加するだろう」と予測している。

報道によると、14科目の試験が盛り込まれているEGEは高校の卒業試験で、中国の大学統一入学試験(通称「高考」)に相当する。現時点で、外国語選択科目には英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語の4言語が設けられている。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年11月29日

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