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大陸部住民の金門観光、携帯端末による通行許可取得が可能に

人民網日本語版 2018年11月29日17:04

福建省厦門(アモイ)市政府は28日、「省外からアモイを訪れる観光客は、アプリ『i厦門』をダウンロードすれば、モバイル端末で金門観光のための通行許可証(一次有効)を取得することができるようになった」と発表した。新華社が報じた。

アモイ市経済・情報化局シニアエンジニアの童平平氏は、「省外からアモイを訪れる観光客が、証明書を発行してもらうために、入境手続ホールで申請書に必要事項を記入し、写真を撮影し、長蛇の列に並ぶことは、もはや不要となり、指一本を動かすだけで、金門観光のための通行許可証(一次有効)の発行申請を行うことができるようになった。まさに『自ら動く必要』は一切なくなった」と話す。そして、モバイル端末の操作画面を示しつつ、「i厦門アプリで申請者の基本情報を入力し、条件に提示された身分証の両面写真と通行許可証用の写真をオンラインで提出し、希望する金門観光ツアーを選択するだけで、申請登録が完了する」と説明した。

童平平氏は、「これまでアモイを訪れる観光客は、出入境手続ホールで、金門観光のための手続きを行わなければならず、手続きには平均1時間ほどかかっていた。だが、モバイル端末による申請業務ならば、入境時と出発時に、出入境手続ホールまたは出入境検査所で、『本人顔認証システム』による認証手続を行うだけで、所要時間は5分もかからない」と続けた。

このほか、金門観光通行許可証(一次有効)の申請が行えるモバイル端末システム「i厦門」を通じて、観光客は、オンラインで旅行会社の詳細情報、証明書申請スピード、旅程、ツアー価格、ツアー内容などの情報を調べることができる。これにより、観光客は、一部の悪質な旅行会社による観光客への不適切な勧誘やツアー価格・旅程が不透明であるといった問題に巻き込まれるトラブルを避けることができる。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年11月29日

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