国家文物局は中国国家博物館に海外に流失していた青銅器「虎鎣」の割り当てを行った。11日、「虎鎣」を収蔵品に追加することを記念したセレモニーが北京で開かれた。円明園の文化財だった青銅器の「虎鎣」は今年4月、英国のオークションに出品され、ある海外のバイヤーが競り落とした。その後、そのバイヤーからオークション団体を通じて国家文物局に「虎鎣」を無条件で寄贈したいと連絡が入った。鑑定の結果、青銅器の「虎鎣」は西周晩期の文化財で、蓋の内側には「自作供鎣」の銘文があるほか、精巧で独特なデザインと珍しいトラの形をした飾りがついていることから、歴史的にも芸術、文化的にも非常に高い価値があるとみられている。新華網が伝えた。(編集TG)
「人民網日本語版」2018年12月12日
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