甘粛省博物館への取材によると、スマート認証などの技術により博物館に静かに陳列されている展示物が動き出そうとしている。来館者は館内を見学できるほか、携帯電話などのモバイル端末により文化財の詳細な情報を調べることができる。新華社が伝えた。
甘粛省博物館の8万点(セット)以上の収蔵品の「スター」となっている国家一級文化財の「銅奔馬」だが、現在、携帯電話でケース内に展示されている実物を認証するだけで、その出土の経過、形の特徴、鋳造技術などの情報が画面に表示される。
甘粛省博物館の班睿副館長によると、第1期国家スマート博物館構築の実験機関としての同博物館は、撮影認証のほか、同博物館は3D模型オンライン閲覧、全館陳列ガイドの提供を実現している。
AR技術も展示に間もなく導入される。来館者が携帯電話のカメラで文化財を認証すると、文化財はさらに「動き出す」こともできる。例えば仰韶文化の彩陶盆に描かれている魚が泳ぎ、より優れた視覚効果体験をもたらしてくれる。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年11月14日
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