雲崗石窟(撮影・武俊傑)。 |
山西省雲崗石窟研究院は12日、同日から年末にかけて、雲崗石窟では賞金1万元(1元は約16.6円)をもうけ、公式ロゴを全世界から募集することを明らかにした。中国新聞網が伝えた。
雲崗観光区管理委員会と雲崗石窟研究院が発表した募集公告によると、雲崗石窟の文化と芸術をより発揚し、雲崗石窟景勝区の知名度と影響力をさらに向上させるため、全世界から雲崗石窟の公式ロゴを募集し、国内外のアイデアやコピー、デザイン能力に優れたデザイナーや一般市民の作品応募を歓迎している。
今回の募集イベントは応募者に一切の条件を設けておらず、その作品がアイデアに富み、雲崗の要素を突出させ、石窟の特徴を体現し、景勝区の特徴やシンボルの意義を鮮明に表現していることを求めている。同時にロゴとしてのコンセプトの目新しさとユニークさを兼ね備え、様々なシーンやシンボルとしても使用しやすいデザインを求めている。
その審査は3回に分けて行われ、第1審査で選出された30作品は第2審査で20作品まで絞り込まれ、最終審査で大賞1作品、優秀作品9作品を選出する。最終的に選出される10作品の成績は、ネット投票(60%)と専門家による審査(40%)の2つの部分によって決まり、専門家グループは主催者側が招へいした関連分野の専門家によって構成される。
今回のロゴ募集では大賞に選ばれた1作品には賞金1万元と賞状が、優秀作品に選ばれた9作品には賞金2千元と賞状が授与される。(編集TG)
「人民網日本語版」2019年3月14日