中国外交部(外務省)の耿爽報道官は22日の定例記者会見で「米側による一方的制裁といわゆる『管轄権の域外適用』に中国側は一貫して反対している」と述べた。
【記者】ポンペオ米国務長官が、米国は5月2日以降、各国に認めてきたイラン産原油禁輸の適用除外を延長しないと述べたとの報道について、コメントは。
【耿報道官】米側による一方的制裁といわゆる「管轄権の域外適用」に中国側は一貫して反対している。中国とイランの協力はオープンで透明であり、理にかない合法的でもあり、当然尊重すべきだ。中国政府は自国企業の合法的権益の維持に尽力しており、国際エネルギー市場の安定化促進に積極的かつ建設的な役割を果したいと考えている。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年4月23日