日本政府は1日、半導体材料の対韓輸出の審査と管理を強化するとともに、韓国を貿易上の「ホワイト国」から除外する方針を発表した。フッ化ポリイミド、レジスト、高純度フッ化水素が対象で、スマートフォンやチップなどの製造に使う重要な材料だ。
サムスン、SKハイニックス、LGという韓国の三大半導体企業はこうした材料の対日依存度がかなり高い。
韓国側は日本側に輸出規制の撤回を繰り返し訴えるとともに、第2次世界大戦時に強制徴用された韓国人労働者への賠償を日本企業に命じた韓国側判決への報復だと指摘してきた。日本側は「報復」を否定し、撤回を拒否している。
韓国の裁判所は昨年以来の相次ぐ判決で、第2次世界大戦時に強制徴用された韓国人労働者への賠償を日本企業3社にそれぞれ命じた。日本政府は1965年締結の「日韓請求権協定」によって、こうした賠償問題は「解決済み」との立場を堅持している。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年7月18日