王毅国務委員兼外交部長(外相)は18日に北京で、外交部(外務省)がアジア諸国の中国駐在外交官のために催したレセプションに出席した。新華社が伝えた。
王部長は「中国外交は常に周辺諸国を優先している。近隣諸国との関係をうまく扱うには、真心をもって友人となり、誠実に溝を埋め、根気強く協力を促進する必要がある。アジア諸国は隣り合って住む大家族だ。中国が良ければ、アジアも良くなる。アジアが良ければ、中国はもっと良くなる。習近平国家主席の打ち出した『親誠恵容』という周辺外交理念は中国の周辺外交の良き伝統と有益な経験を概括している。習主席はさらにアジア運命共同体の構築を提唱した。これをわれわれ共通の努力の方向性とするべきだ。中国はアジア各国と共に多国間主義の旗を高く掲げ、国際公正・正義を守り、国連の中心的役割をより良く発揮し、国際法と国際関係の基本準則をしっかりと守り、この過程でより緊密な関係を発展させることを望んでいる」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年7月19日