国家発展改革委員会が西部陸海新輸送路計画を発表、25年までに基本整備

人民網日本語版 2019年08月17日10:37

国家発展改革委員会は15日、西部地域からの陸海新輸送路計画である「西部陸海新ルート全体計画」(以下「計画」)の印刷・配布に関する通知を発表した。同通知は、「西部陸海新ルートは中国の西部地域のより内陸部に位置し、北はシルクロード経済ベルト、南は21世紀海上シルクロードに接し、長江経済ベルトと連携・リンクするもので、地域の協調的発展の構図において重要な戦略的地位を持っている」と指摘した。人民網が伝えた。

「計画」の要求によると、2020 年までに、多くの重要な鉄道や物流ハブなどのプロジェクト建設を開始し、重慶内陸国際物流分配センターをひとまず建設し、広西壮(チワン)族自治区北部港湾と海南省洋浦港の資源統合の初期効果を上げ、鉄道・海運連絡輸送と各種連絡輸送の「ラストワンマイル」問題をほぼ解消し、通関効率を大幅に向上させ、ルートの物流組織レベルを著しく高め、陸海新ルートの西部大開発に対するサポート効果を上げる。25 年までに、経済的で、高効率で、スピーディーで、グリーンで、安全な西部陸海新ルートを基本整備する。35 年までに、西部陸海新ルートを全面的に整備し、ルートの輸送能力をより強化し、ハブの配置をより合理的にし、各種連絡輸送をより便利にし、物流サービスと通関効率を世界一流レベルにし、物流コストを大幅に下げ、全体的な発展のクオリティーを著しく高め、現代化経済体系構築のために力強いサポートを提供する。(編集AK)

「人民網日本語版」2019年8月17日

  

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