外交部、香港地区への干渉を止めるよう米側に再度促す

人民網日本語版 2019年08月06日14:31

外交部(外務省)の華春瑩報道官は5日、米側に対して香港地区への干渉を止めるよう再度促すとともに、「一国二制度」を貫徹し、香港地区の繁栄と安定を守る中国側の断固たる決意を見くびってはならないと強調した。

【記者】米議会「トム・ラントス人権委員会」共同委員長、連邦下院議員のスミス、マクガバン両氏は2日、ポンペオ国務長官とロス商務長官に宛てた連名書簡で、香港の「平和的デモ」活動の「鎮圧」を手助けせぬよう米政府に促し、デモ行進を「暴乱」と位置付けることに反対した。これについてコメントは。

【華報道官】米側のこの発言は黒を白と言い、是非を区別しない、陰険な下心のあるものであり、われわれは断固として反対する。

過激な暴力分子が鉄の棒を使って立法会と中央政府駐香港連絡弁公室のビルを叩き破壊し、突撃し、ほしいままに公共施設を破壊し、公共交通を妨げ、危険物と攻撃的武器を不法に備蓄し、致命的な手法で警察を襲撃し、取り囲んで殴り、警察の手の指を噛み切りさえし、国章を汚損し、国旗を冒涜するのを世界の人々が目撃している時に、あろうことか米側にはまだこれを「平和的デモ」と呼ぶ者がいる。良識ある人なら誰しも、こうした暴力行為はとっくに文明社会の守るべき一線を越えており、平和的デモや自由な意見表明の一線を越えていると考えるだろう。これは香港地区の法治を深刻に踏みにじり、香港市民の生命と財産の安全を深刻に脅かし、「一国二制度」原則の譲れぬ一線に深刻に抵触するものであり、断じて容認できない。

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