新中国成立70周年

中国の魅力が際立つ輸入博覧会 (2)

人民網日本語版 2019年10月09日11:00

輸入博覧会は世界貿易に非凡な原動力を注入する。現在、保護貿易主義が台頭し、自由貿易は数々の試練に直面している。こうした中、輸入博覧会は「互恵・ウィンウィンこそが正しい前進の方向である」との強いメッセージを世界に発すると同時に、実際の行動によって開放・協力の約束を実行する東洋の大国の姿を世界に見せている。これは世界の貿易環境を改善し、世界経済成長への自信を下支えするうえで重要な意義を持つ。

米国の経済学者、Khairy Tourk氏は「輸入博覧会は中国が世界貿易のアンバランスに対処する革新的方法であり、中国の輸入増加の努力は世界全体の需要増加に資する」と指摘する。メキシコ商工会議所連合会経済研究委員会のホセ・デラクルス委員長は「現在の国際貿易の新たな環境下、輸入博覧会は世界がより多くの、より深い経済・貿易関係を構築する助けとなり、世界の自由貿易の発展を後押しする中国の働きを示すものだ」と語る。日本のパナソニックグループは「輸入博覧会は外資系企業の中国市場進出、対中輸出の拡大に重要な役割を果した。中国とさらに多くの国々が連動的に発展することで、世界経済の成長はより均衡ある包摂的なものとなり、最終的にウィンウィンを形成する」と考える。

今年の輸入博覧会が数多くの参加者に非凡な体験ももたらすことを示す兆候が多くある。まず、「輸入博覧会発表」プラットフォームの初設置、高級消費財専門エリアの初設置、屋外自動運転体験エリアの初設置など多くの革新がある。また、次世代の建築廃材粉砕設備、最新の電動コンセプトカーなどの製品が輸入博覧会で世界または中国で初めて発表される見込みだ。黄浦江河畔の「輸入博覧会シーズン」は実に楽しみだ。(編集NA)

「人民網日本語版」2019年10月9日

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