出展する天然素材のカバンを紹介するバングラデシュのDada Bangla Limitedの女性スタッフ。 |
第2回中国国際輸入博覧会開幕まであと60日を切った。第1回の同博覧会は、一年間の意向成約額が累計で578億3000万ドル(1ドルは約107.9円)に達するなど、大きな成果を上げた。取材では、それから約10ヶ月が経った今、一部の出展企業は中国進出に成功し、商品の売れ行きがますます好調になっていることが明らかになった。
第1回の博覧会で、バングラデシュの精巧な手工芸品がバイヤーの間で好評を博した。その企業の責任者であるアクタル氏は取材に対して、「契約額は50万ドル以上に達し、予想を大幅に上回った」と興奮気味に語った。
ディーラーのサポートの下、特色あふれるバングラデシュの手工芸品は今、上海高島屋やショッピングサイトで販売されている。
アクタル氏は現在、販売ルートを拡大することを計画しており、「北京、上海、南京などの都市にも進出したい。輸入博覧会に出展したことがきっかけで、ビジネスに成功した。巨大な中国市場が私の夢を叶えてくれた」と話した。
第1回の博覧会で、英国の企業FOCUSSBは、高級照明器具スイッチを展示し、大きな収穫を得た。現在、上海の浦東国際空港で改修工事中のあるVIPルームには、同社のスイッチが使われており、その契約も同博覧会で交わされたのだという。