第2回中国国際輸入博覧会が11月5日に上海で開幕する。公式資料によると150余りの国と地域から企業3000社余りが今回の盛大な博覧会に参加する。展示面積は30万平方メートル以上に達し、数量は前回を上回り、初めて発表される新製品や新技術も前回より多い見込みだ。新華社が伝えた。
輸入をテーマとする国レベルで世界初の展覧会である輸入博覧会は当初から自らを「非凡」と位置付けてきた。各国企業のために非凡な新たなチャンスを創造し、中国国民の非凡な新たな消費需要を満たし、世界の自由貿易に非凡な発展の新たな原動力を注入する。多くの「非凡」の背後には、開放・協力、互恵・ウィンウィンの道を揺るぎなく歩み、実際の行動によって世界の発展を後押しする大国としての中国の魅力が際立つ。
輸入博覧会は各国企業に非凡な「ボーナス」をもたらす。昨年の第1回輸入博覧会の波に乗って、イタリア企業製の「ネットで人気の小型家電」は中国のIT企業と提携。購入者は海外通販の価格で国家税務局の正規の領収書も得られるようになった。バングラデシュのジュート製品は上海の高級デパートのショーウィンドーに陳列されるようになった。米ハワイ産の新鮮な果物は中国のネットで人気の喫茶店で取り扱われるようになった。今や多くの外国企業にとって、輸入博覧会への参加は中国市場進出の「グリーンチャンネル」となっている。
輸入博覧会は中国の民衆に非凡な便利さをもたらす。輸入博覧会で展示し、売り込んだおかげで、外国の良質な生産品、特色ある生産品多数が注目を集め、中国の消費者に届くスピードが速まっている。今や中国北西の県城(県都)でもニュージーランド産の牛乳を購入できる。国際的に有名なおもちゃブランドが中国の地方中核都市への進出を加速している。最新のガンマナイフ、世界最小のペースメーカーなど先端医療機器が中国で臨床使用され、販売承認を得るまでの期間も短縮されている。中国人の高まる実際の消費需要を満たすことは、輸入博覧会が非凡な魅力を持つ理由の一つだ。