中国外交部(外務省)の耿爽報道官は26日の定例記者会見で「中国側は米側による中国の企業及び個人への制裁に強い不満と断固たる反対を表明する。間違ったやり方を直ちに正すよう米側に強く促す」と述べた。
【記者】このほど米国が中国の6企業・5個人に対する制裁実施を発表したことについて、コメントは。
【耿報道官】中国側は米側による中国の企業及び個人への制裁に強い不満と断固たる反対を表明する。中国側は一貫して、米国による一方的な制裁実施及びいわゆる「管轄権の域外適用」に断固として反対し、自らの国内法に基づきほしいままに中国企業を抑圧する米側の覇権行為に反対している。
すでに中国側は、中国を含む国際社会がイランと国際法の枠内で正常な協力を実施することは理にかない、合法的であり、尊重され、保護されなければならないと繰り返し強調している。米側が各者の正当で合法的な権益を顧みず、ほしいままに制裁の圧力を振りかざすのは国際関係の基本準則を乱暴に踏みにじるものであり、潮流に逆行しており、人々の支持を得られない。
我々は米側に対して、間違ったやり方を直ちに正すよう強く促す。中国側は自国企業の合法的権益を断固として守るため、すでに必要な措置を講じており、引き続き講じていく。(編集NA)
「人民網日本語版」2019年9月27日