安徽省阜陽市に住むある高齢女性がこのほど、狂犬病ワクチンの接種を受けさせるため、10歳の孫を病院に連れていった。しかし思いがけないことに、この子供は注射を打たれるのが怖くて病院から「逃走」。子供を見失ってしまった祖母は、泣きながら派出所に駆け込み助けを求めた。警察官は、「天網システム(映像による顔認証を通じて個人を特定するシステム)」で調査を進めると同時に、子供が歩いてきた道沿いで聞き込みを行った。十数時間後、警察官は、病院から50キロメートル離れた河南省平輿県でこの男児を無事保護した。人民網の微博(ウェイボー)公式アカウントが伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2020年9月11日