「九一八事変」を銘記し、警鐘を鳴らし続ける

人民網日本語版 2020年09月18日13:16

1931年9月18日、日本軍国主義が中国東北部で計画的に引き起こし、発動した「九一八事変」(満州事変)は、日本軍による中国侵略の始まりとなった。中華民族は14年間の血みどろの奮戦を経て、最終的に抗日戦争の勝利を得た。9月18日という特別な日は中国人一人一人の心に深く刻まれている。我々がこの日を記念するのは、より良く未来に向かうためだ。中国軍網が伝えた。

記念するのは恨み続けることではなく、平和を大切にするためだ。我々がこの忘れがたい日を記念するのは、皆に戦争の残酷さと平和の貴さを理解させ、一段と現在の素晴らしい生活を大切にし、国家の安定と団結を大切にし、平和で調和の取れた社会を大切にするよう促すことが目的だ。

記念するのは奮起して国家の富強を図るためだ。現在もなおパワー・ポリティクスや冷戦思考を奉じて、歴史の潮流に逆らう行動を企んでいる国々がある。弱肉強食のジャングルの掟の下で覇権主義が横行している。彼らは道理を重んじず、横暴に抑圧し、ほしいままに中国の内政に干渉している。奮起して国家の富強を図り、自らが強大化してこそ、我々は覇権主義に抵抗できる。

今年は中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利75周年だ。奮闘目標「2つの百年」との歴史的合流点に立って当時を振り返ると、偉大な抗日戦争の精神が聳え立つ巨大な石碑の如く、常に我々に注意を促している。「国難を忘れず、警鐘を鳴らし続けろ」と。(編集NA)

「人民網日本語版」2020年9月18日

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