中国外交部(外務省)が19日に開催した定例記者会見で、中豪関係に関する記者の質問に対し、趙立堅報道官は、「中国側はすでに、豪側が中国の核心的利益と重大な懸念にかかわる問題について間違った言行を繰り返し、豪側のほうから挑発的で対抗的な行動をしかけてきたことが、現在中豪関係が困難な局面に陥った根本的な原因であると何度も表明してきた。豪側は両国関係が冷え込んでいるという問題を直視し、中国側の懸念に真摯に対応し、実際の行動で間違ったやり方を正すべきだ」と述べた。
趙報道官はさらに、「相互尊重は国家間関係処理の基本的原則であり、自国の利益を守るという名目で他国の利益を損ない、自身の価値観を守ることを口実にして自身の意志を他人に強要することに、我々は断固として反対する」とした。(編集AK)
「人民網日本語版」2020年11月20日