
米国政府が中国共産党員に対する査証(ビザ)発給を厳格化するとの報道について、外交部(外務省)の華春瑩報道官は3日の定例記者会見で、「中国側は米国政府に対して、もっと理性的で冷静かつ客観的な姿勢で中国及び中国の発展を受け止め、中国共産党に対する憎悪と異常な心理を捨て去るよう促す」と述べた。新華社が伝えた。
【記者】ニューヨーク・タイムズの報道によると、米政府は中国共産党員に対するビザ発給政策を厳格化する。2日に発効した新規則では、中国共産党員の米国入国ビザは1か月間有効のシングルエントリーに変わった。これについて、中国側としてコメントは。
【華報道官】これまでにも、米国政府が中国共産党員に対して入国制限措置を取る可能性があるという情報があった。これは、米国内の一部の極端な反中勢力が、強いイデオロギー的偏見と根深い冷戦思考から、中国に対する政治的抑圧をエスカレートさせる行為だ。中国側はこれに断固として反対する。米政府のやり方は全く米国自身の利益にならない。世界の人々にとって、米国が自慢するところのオープンで自由なイメージと制度的優位性が色あせて見えるようになってしまうだけだ。
中国側は米国政府に対して、もっと理性的で冷静かつ客観的な姿勢で中国及び中国の発展を受け止め、中国共産党に対する憎悪と異常な心理を捨て去るよう促す。米側が中国側と共に努力し、対話と意思疎通を通じて互いに対する正しい認識を増進し、中米関係の健全で安定した発展を共に後押しすることを望む。このようにしてこそ、両国民の根本的・長期的利益にかない、世界の人々の共通の期待とも合致する。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年12月4日
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