習近平総書記「科学的精神を発揚、深海科学技術の最高峰へ」

有人深海潜水艇「奮闘者号」が1万メートル級海洋試験を成功裏に完了して、28日に勝利のうちに帰航した。習近平中共中央総書記（国家主席、中央軍事委員会主席）は熱烈な祝意を表するメッセージを書簡で寄せ、深海装備の研究開発、深淵科学研究に尽力する全ての科学研究者に向けて心のこもった挨拶の言葉を述べた。新華社が伝えた。

習総書記は、「『奮闘者号』の開発及び海洋試験の成功は、中国が世界の海洋最深部に入って科学探索・研究を行う能力を得たことを意味しており、海洋ハイテク分野における中国の総合的実力の現れだ。『蛟竜号』、『深海勇士号』から今日の『奮闘者号』まで、あなた方は厳密な科学的姿勢及び自立自強の勇気によって、『厳密に実を求め、団結・協力し、懸命に奮闘・奉仕し、勇んで最高峰へと登攀する』という中国の有人深海潜水精神を実践して、科学技術革新の模範を打ち立てた」と指摘した。

さらに習総書記は、深海装備の研究開発、深淵科学研究に尽力する全ての科学研究者に対して、引き続き科学的精神を発揚し、勇んで深海科学技術の最高峰へと登攀し、海洋強国の建設加速、中華民族の偉大な復興という中国の夢の実現のために努力奮闘し、人類による海洋の認識・保護・開発のために、たゆまず新たな一層の貢献をするよう求めた。（編集NA）

「人民網日本語版」2020年11月30日