
外交部(外務省)の趙立堅報道官は26日の定例記者会見で、最近の欧米ビジネス界による対中経済貿易協力への積極的な姿勢表明を称賛。「中国経済発展の見通しを有望視し、中国との協力の継続と強化を望む国際社会の積極的な声を代表している」と述べた。
【記者】在中国EU商工会議所(EUCCC)のヴトゥケ会長はこのほど単独取材に応じた際、「EUは慢心を捨て、中国から学ぼうとする必要がある。中国が勝てば、我々も勝つ。中国経済は世界成長に毎年30%寄与している。企業にとって、この市場に参加することは非常に重要だ」と述べた。これについて中国側としてコメントは。
【趙報道官】最近の欧米のビジネス界による対中経済貿易協力に関する姿勢表明は、中国経済発展の見通しを有望視し、中国との協力の継続と強化を望む国際社会の積極的な声を代表している。EUCCCの最新調査によると、在中EU企業の62%が投資拡大を望んでいる。また、国連貿易開発会議(UNCTAD)の最新報告によると、2020年に対中外国直接投資(FDI)が逆風の中でも4%成長し、中国は世界最大の外資流入国となった。この2つの数字によって、国際社会が中国の投資・ビジネス環境を評価していることが改めて裏付けられた。
14億人の人口、9億人の労働力資源、1億2000万人の市場主体を擁する発展途上の大国である中国は、常に世界経済の回復を牽引する重要なエンジンであり、各国企業の投資・事業展開が集中する国だ。新発展段階に入った中国は世界経済との結びつきを一層緊密にする。中国EU投資協定の妥結も、欧州と世界の対中協力実施にさらに多くのチャンスを提供し、さらに大きな空間を創造した。中国側は新発展理念を貫徹し、絶えず対外開放の水準を高め、積極的に「国内と国際的な2つの循環(双循環)」の新発展構造を構築していく。
中国の開放的発展は、必ずや各国企業の中国での発展に協力のチャンスと発展による恩恵をさらに多くもたらすものと信じる。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年1月27日
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