ハンガリーで中国製ワクチンの接種開始

人民網日本語版 2021年02月26日09:18

AFP通信より

ハンガリーのオルバン首相は24日、同国が中国国薬集団(シノファーム)製新型コロナウイルスワクチンの接種を開始したことをSNSで明らかにした。新華社が伝えた。

中国がハンガリーに輸出する新型コロナワクチンの第1便は16日に同国の首都ブダペストに到着した。ハンガリーの首席医療官によると、中国製ワクチンは22~23日、約5000人のホームドクターの診療所に続々と輸送された。中国製ワクチンは摂氏2~8度で保存でき、ホームドクターによる使用に非常に適している。ハンガリーは2020年12月末から新型コロナワクチンの接種を開始。医療従事者、高齢者、福祉施設の入居者と職員が優先される。ハンガリー新型コロナ対策センターの発表した集計によると、現地時間24日8時までに47万1004人が1回目の接種を終え、うち20万8846人が2回目の接種も終えている。

ハンガリーはこれまでに、中国シノファーム製、ロシアの「スプートニクV」、米ファイザー・独ビオンテック製など、5種類の新型コロナワクチンを承認している。

ハンガリー新型コロナ対策センターが24日発表した集計によると、同国の過去24時間の新規感染者数は2855人、累計感染者数は41万129人、新規死者数は102人、累計死者数は1万4552人、累計治癒者数は31万3450人となっている。(編集NA)

「人民網日本語版」2021年2月25日

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