中国の援助によるエジプト及びアラブ連盟事務局向け新型コロナウイルスワクチンの第1便が23日未明、カイロに到着した。中国の廖力強駐エジプト大使とエジプトのサイ保健・人口次官がカイロ国際空港でワクチン引渡式を行った。
廖大使は、「中国側は中国製ワクチンの提供によってエジプトの人々の健康を力強く保障し、新型コロナ感染症との闘いにおける両国の協力を深め続けていくことを望む。引き続きエジプト側に可能な限りの支援を行いたい。エジプトが1日も早くパンデミックに打ち勝ち、経済・社会生活の正常な秩序を全面的に回復することを希望する」と表明した。
サイ次官はエジプトの政府と国民を代表して、快くワクチンを援助した中国側の行動に心から感謝。「中国製新型コロナワクチンはエジプトで非常に受け入れられ、認められている。中国国薬(シノファーム)製ワクチンの緊急使用の承認後、エジプトの多くの人々が接種を受ける意向を示した。エジプト側は中国製ワクチンを十分信頼している」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年2月24日